KOMAのコンセプトである「一点物作品のクオリティーと美しさを満たした製品づくり」を表すフラッグシップとして
2010年から「前作よりも優れたものが作れた」と納得ができたタイミングでモデルチェンジをしながら製品化している椅子です。
家具職人の修行を始めた頃、毎日10案のアイデアスケッチを描くと決めていた。
歳を追うごとに身についた知識や経験によって量より質となり、描く枚数こそ減ったが現在も毎日続けている。
20年も続けているとメシを食うのと同じような当たり前の活動になっている。
そのスケッチのほんの一部が図面化され、またその一部が試作品として作られ、またまたそれらの一部が実際に製品化される。
そんなこんなで毎日スケッチを描いて、週に何度か図面におこして、 月にいくつかの試作品を作るが、製品は年にいくらかしか生まれない。
そして特にcocoda chairはハードルが高い。
なにせフラッグシップだと謳っている訳だから、家具職人として、デザイナーとして、KOMAの代表として
現在の自分の最高のパフォーマンスを見せるステージであり、過去の自分とのタイマン勝負をするリングでもある。
試作品をいくつ作っても前作を超えられない事ばかりである。
1年、2年と歳を追うごとに経験も技術も高まっていることは間違い無いが、それとは別の要素が大きくものを言うらしい。
なんというか情熱だとかそういった類のものと技術とか経験のバランスというかタイミングというか。
時計の時針、分針、秒針が0時にピタリと合うような、そんな瞬間を探しながらいつも作り続けている椅子です。
※十分に乾燥された木材を使用していますが、天然木がゆえ若干の動き(接ぎ目の小さなズレや反り等)が生じる場合がございます。
※こちらの品番は張座仕様となり、写真の無垢座面タイプは別品番でご案内しております。