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ハーマンミラー エンボディチェアとは? ゲーマーから好まれる理由やアーロンチェアとの違いを解説!

オフィスチェアの最高峰と呼ばれるハーマンミラー社の製品。その中でも特にゲーマーやクリエイターから高い支持を得ているのが「エンボディチェア」です。

本記事では、エンボディチェアの特徴や魅力、同じくハーマンミラー社の代表作「アーロンチェア」との違いを詳しく解説します。

目次

ハーマンミラーの歴史とブランドの信頼性

ハーマンミラー社は1905年にアメリカで創業された家具メーカーで、100年以上にわたり革新的なデザインと人間工学に基づいた製品で世界中の信頼を集めてきました。

当初はクラシックな家具を製造していましたが、1940年代から著名なデザイナーとのコラボレーションを始め、モダンデザインの先駆者となりました。

チャールズ&レイ・イームズやジョージ・ネルソンといった伝説的デザイナーと共に生み出した家具は、今もなお多くのデザイン賞を受賞し、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久コレクションにも収蔵されています。

オフィスチェアの分野では、1994年に発売された「アーロンチェア」が革命を起こし、オフィス環境におけるエルゴノミクス(人間工学)の重要性を広く認知させました。

以来、ハーマンミラーは最高品質のオフィスチェアメーカーとしての地位を確立し、12年間の保証期間を設けるなど、製品の品質と耐久性に対する絶対的な自信を示しています。

代表的なチェア:アーロンチェア、ミラチェア、エンボディチェアの位置づけ 

ハーマンミラー社のオフィスチェアラインナップには、それぞれ特徴的な3つの代表モデルがあります。

1994年に発売された伝説的名作のアーロンチェア。メッシュ素材「ペリクル」を採用した通気性の良さが特徴で、体重を均等に分散させる独自のチルト機構により、長時間の着座でも快適さを保ちます。ビジネスシーンでの定番として、多くのオフィスで採用されています。

ミラチェアは2003年に発売され、人間工学に基づいて座る人の動きをミラー(鏡)のように反映することからその名が付けられました。シンプルな構造と操作性、手頃な価格を実現しました。デザイン性と機能性のバランスが取れたモデルとして人気です。

エンボディチェアは、2009年に発売された最先端モデル人間の背骨の動きを研究し尽くして開発された「バックフィット調整」や、座面の「ピクセルサポート」など、革新的な機能を搭載。特に長時間のデスクワークを行う人や、細かい調整を好むプロフェッショナルに支持されています。

これら3モデルは、それぞれ異なるニーズや好みに応えるラインナップとなっており、アーロンチェアが「クラシックな定番」、ミラチェアが「バランス型」、エンボディチェアが「最先端技術の結晶」という位置づけです。

なぜプロやゲーマーにも選ばれるのか? 

ハーマンミラーのチェア、特にエンボディチェアがプロフェッショナルやゲーマーから選ばれる理由は複数あります。

アームレストの自由さ

エンボディチェアのアームレストは、高さだけでなく幅や角度も調整可能です。キーボードやマウス操作に集中するゲーマーやクリエイターにとって、この自由度の高さは非常に重要です。

ゲーム中の素早い動きや、長時間のコーディング作業でも、腕や手首に余計な負担をかけることなく、最適なポジションをキープできます。

また、アームレストの位置を変えることで、ゲームコントローラーやグラフィックタブレットなど、様々なデバイスを使用する際にも対応可能です。

座るストレスから解放される

エンボディチェアの最大の特徴は、座るという行為そのものからストレスを取り除く設計思想です。

一般的なオフィスチェアでは、長時間座っていると特定の部位に圧力が集中し、血行不良や疲労の原因となります。

しかしエンボディチェアは、背中から座面にかけて体の動きに合わせて細かく反応する構造を持ち、圧力を分散させることで、身体への負担を大幅に軽減します。

また、座っている間も自然な動きを促す設計により、血流が維持され、集中力の持続にも効果があります。ゲーマーやeスポーツ選手にとって、長時間のプレイでも快適さを保ち、パフォーマンスを最大化できる点が大きな魅力となっています。

エンボディチェアの特徴・魅力

エンボディチェアは単なる「椅子」を超えた、長時間のデスクワークを支える「パートナー」といえるでしょう。

特にゲーミングやクリエイティブワークなど、集中力と快適さが求められる場面では、その価値を最大限に発揮します。その特徴と魅力についてお伝えします。

独自の背骨サポート「バックフィット調整」

エンボディチェアの背もたれは、人間の背骨の構造や動きを徹底的に研究して開発された「バックフィット調整」システムを搭載しています。このシステムは背骨のS字カーブに沿って自然にフィットし、背中全体をしっかりとサポートします。

特筆すべきは、背もたれの形状をユーザーの体型や好みに合わせて細かく調整できるです。背中の上部から腰部にかけての曲線を個別に設定できるため、まるでオーダーメイドのように自分の体に最適なフィット感を実現します。

これにより、長時間座っていても背中や腰への負担が少なく、正しい姿勢を自然と保てるようになります。

長時間座っても疲れにくい「Pixelated Support™」

エンボディチェアの座面に採用されている「Pixelated Support™(ピクセルサポート)」は、小さな「ピクセル」と呼ばれる支持構造が幾重にも重なった革新的な技術です。

これらのピクセルは座る人の体重や動きに応じて個別に反応し、座面全体で体重を均等に分散させます。これにより、お尻や太ももの裏側に集中しがちな圧力を分散し、血流を妨げることなく、長時間座っていても疲れにくい環境を作り出します。

特にゲーマーやプログラマーなど、何時間も集中して座り続ける必要がある人にとって、この機能は集中力の持続と疲労軽減に大きく貢献します。

高機能なのにスタイリッシュなデザイン

エンボディチェアは高度な機能性を備えながらも、洗練されたデザイン性も兼ね備えています。チェアの背面は人間の背骨をイメージした独特の構造で、見る角度によって印象が変わる美しいデザインとなっています。

カラーバリエーションも豊富で、クラシックなブラックやホワイトから、ゲーミングシーンに映えるビビッドなカラーまで、様々な選択肢があります。特にLogicool G(ロジクール)とのコラボレーションモデルは、ゲーミング環境に合わせた特別なデザインと機能を備えています。

高級感のある素材と精緻な作りは、部屋のインテリアとしても存在感があり、プロフェッショナルな作業環境を演出します。

アーロンチェアとの違い

ハーマンミラーの二大看板製品であるエンボディチェアとアーロンチェアには、それぞれ特徴と違いがあります。両者を比較することで、自分に合ったモデルを選ぶ参考にしてください。

自然なフィット感と細かいカスタマイズ性

フィット感についてみると、アーロンチェアはメッシュ素材がボディラインに自然と沿う特性を持ちますが、エンボディチェアは背もたれの形状を細かく調整できるため、より高いカスタマイズ性を誇ります。

座面(蒸れにくさと柔らかさ)

座面に関しては、アーロンチェアは独自のメッシュ素材「ペリクル」を使用しており、通気性に優れ蒸れにくいという特長があります。座り心地はやや硬めで、サポート感を重視した設計です。

これに対してエンボディチェアは、布製でクッション性のある座面を採用しており、「ピクセルサポート」技術によって柔らかさと支持性のバランスを絶妙に保っています。長時間座っていても圧迫感が少なく、体重が均等に分散される感覚が得られるのが特徴です。

背もたれ(腰部のサポート強化と背中全体をサポート)

背もたれの構造では、アーロンチェアは一体型のメッシュ背もたれを採用し、「ポスチャーフィットSL」という機構で腰部のサポートを強化しています。

対するエンボディチェアは、人間の背骨をモデルにした分節化された「バックフィット」システムを搭載しており、背中の動きに合わせて細かく反応する設計になっています。これにより、どんな姿勢でも背中全体がサポートされる感覚が得られます。

価格帯(エンボディチェアの方がやや高価格)

価格帯については、アーロンチェア(リマスタード版)が約16〜20万円、エンボディチェアが約20〜23万円と、エンボディチェアの方がやや高価格帯に位置しています。

この価格差は、エンボディチェアに搭載された最新技術と、より複雑な構造によるものと言えるでしょう。

両モデルとも最高レベルのオフィスチェアですが、アーロンチェアがより汎用的な設計であるのに対し、エンボディチェアはより精密なカスタマイズと体への追従性を重視した設計と言えます。個人の好みや使用目的、予算に応じて選ぶとよいでしょう。

ハーマンミラー エンボディチェアはこんな人におすすめ

エンボディチェアは様々な人に適していますが特にプログラマーやゲーマーなど、一日の大半をデスクに向かって過ごす方々にとっては、エンボディチェアの持続的な快適さが作業効率の維持に貢献します。

また、背中や腰の痛み、肩こりなどの体の不調に悩まされている方にとっては、エルゴノミクスに基づいた設計により、症状の緩和や予防に役立つ可能性があります。

細かい調整にこだわりを持つ方々にとっても、エンボディチェアは理想的な選択肢です。

自分の体型や好みに合わせて、背もたれや座面の形状を細かくカスタマイズできる柔軟性により、完璧なフィット感を追求できます。

さらに、高いパフォーマンスを求めるプロフェッショナルにとっては、集中力と快適さを両立させる設計が、長時間の作業中でも最高のコンディションを維持するのに役立ちます。

長期的な視点で投資を考える方にとっては、初期コストは高いものの、12年保証に裏付けられた耐久性と、健康への配慮によってもたらされる長期的なメリットが、コストパフォーマンスの高さを実感できるはずです。

ハーマンミラー エンボディチェアの価格と購入方法

エンボディチェアの価格は、基本モデルで約20万円程度、カスタマイズや特別モデル(ロジクールGコラボレーションなど)ではさらに高額になります。

決して安い買い物ではありませんが、12年間の製品保証が付いており、耐久性と品質の高さを考えると長期的な投資として価値があります。

購入方法としては、ハーマンミラージャパンの公式オンラインストア、全国の正規販売店やショールーム、一部の大型家具専門店、そしてAmazonなどのオンラインマーケットプレイスがあります。

公式ストアが最も確実でカスタマイズオプションも豊富である一方、ショールームでは実際に座って試せるメリットがあります。

高額な投資となるため、可能であれば購入前に実際に座って、自分の体型や好みに合うか確かめることをおすすめします。

サブスクライフで取り扱いのあるハーマンミラーチェア

「サブスクライフ」では、月額払いでも、最終的な支払総額が定価を超えないため、月々の費用負担を抑えてハーマンミラーチェアの購入検討が可能です。

サブスクライフで取り扱いのあるアーロンチェアシリーズの「アーロンチェア」「セイルチェア」の2シリーズをご紹介します。

Aeron Chair Remastered B(Medium) 硬床/カーペット用キャスター

ブラックのアーロンチェアリマスタード、Bサイズです。「サブスクライフ」でもブラックは非常に人気です。級感にあふれ、ビジネスシーンに非常にマッチし、スタイリッシュな印象を与えます。

サブスクライフで商品を見る

全1色

SAYL Chair White カーペット用キャスター

ホワイトのセイルチェアです。フレームのない背もたれとYタワーサスペンションが目を惹く、美しいデザインが特徴的です。

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全1色

ハーマンミラーの購入はサブスクライフがおすすめ

本記事では、ハーマンミラーのエンボディチェアの特徴を紹介しました。

「サブスクライフ」は、支払い総額が定価を超えない月額払いができる新しいサービスとして人気です。

様々な種類やデザインの家具を取り揃えていますので、ぜひ本記事を参考に、ご自身にぴったりのチェアを見つけてください。

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