
テレビはリビングの中でも視線が集まりやすく、空間の印象を大きく左右する存在です。だからこそ、テレビボードの選び方や周辺の整え方次第で、部屋全体のおしゃれ度は大きく変わります。この記事では、テレビ台選びの基本から、すぐに取り入れられるインテリアテクニック、テイスト別の実例までを幅広く紹介します。
テレビ台・テレビボード選びの基本【サイズと収納で失敗しない】
テレビボード選びでまず重要なのは、テレビ本体のサイズと部屋の広さに合っているかどうかです。横幅はテレビよりも一回り以上余裕のあるサイズを選ぶと、見た目に安定感が出ます。高さについても、ソファに座ったときの目線を意識すると、長時間視聴しても疲れにくくなります。
また、収納力も見逃せないポイントです。レコーダーやゲーム機、配線類をどこまで隠したいかによって、引き戸・フラップ扉・オープン収納などの仕様を選ぶ必要があります。「生活感をどこまで見せるか」を基準に考えることで、後悔の少ないテレビボード選びにつながります。
テレビ周りをおしゃれに見せる5つのインテリアテクニック

テレビ周りは無機質になりがちですが、少しの工夫で空間の印象を大きく変えられます。ここでは、取り入れやすく効果の高いテクニックを紹介します。
1.壁掛けテレビで空間をすっきり見せる
壁掛けテレビは、床に家具を置かない分、視線が抜けて空間がすっきり見えるのが特徴です。特にコンパクトなリビングでは、圧迫感を抑えながら洗練された印象をつくれる方法として人気があります。
配線を壁内やモールでまとめることで、よりミニマルな仕上がりになります。設置の可否は壁構造によるため、事前確認は必須です。
2.観葉植物やグリーンの小物を添えて温かみをプラス
テレビ周りに観葉植物を取り入れると、無機質になりがちな家電周辺に自然な温かみが加わります。床置きの大型グリーンだけでなく、小ぶりな鉢やドライフラワーでも十分効果的です。
「黒い画面+グリーン」のコントラストは、空間を柔らかく見せる定番の組み合わせです。
3.壁面に棚やアートを取り入れて立体感を演出
テレビ背面の壁が寂しく感じる場合は、ウォールシェルフやアートを取り入れるのがおすすめです。奥行きの浅い棚であれば、圧迫感を抑えつつ立体感を演出できます。
飾るアイテムは色数を絞ることで、ごちゃつかず統一感のある印象に仕上がります。
4.間接照明とテレビ台の素材を合わせて統一感を出す
テレビボードの素材と照明の光の色味を合わせると、空間全体に一体感が生まれます。木製ボードには暖色系の間接照明、モダンな素材には白色寄りの光が好相性です。
直接光を避け、やわらかく照らすことで、テレビ視聴時の目の負担も軽減できます。
5.風水を取り入れるなら、東~東南向きのテレビ配置+観葉植物が吉
風水の観点では、テレビは「動」の要素が強いアイテムとされます。東~東南向きに配置し、観葉植物を組み合わせることで、気の流れを整えやすいといわれています。
インテリアの好みを優先しつつ、さりげなく取り入れる程度に考えるのがおすすめです。
【一人暮らし・賃貸OK】限られたスペースでもおしゃれに!

一人暮らしや賃貸住宅では、スペースや施工制限がネックになりがちです。そんな場合は、ロータイプのテレビボードや壁に穴を開けない設置方法を選ぶことで、自由度が高まります。
配線をまとめるボックスや、キャスター付きのテレビ台を活用すれば、模様替えや掃除もスムーズです。「動かしやすさ」と「見た目」を両立させることが、限られた空間をおしゃれに保つコツです。
おしゃれなテレビ周りインテリア実例【テイスト別に紹介】
【北欧ナチュラル】:白×木目のテレビ台+観葉植物+ファブリック小物
白と明るい木目を基調にした北欧ナチュラルスタイルは、テレビ周りでも取り入れやすい定番テイストです。ファブリック小物やグリーンを添えることで、やさしく落ち着いたリビングに仕上がります。
【モダンミニマル】:ブラックの壁掛けテレビ×グレー系棚で統一感を
ブラックやグレーを基調としたモダンミニマルスタイルは、シャープで都会的な印象が特徴です。色数を抑え、直線的なデザインでまとめることで、洗練された大人の空間を演出できます。
【シンプル空間】:収納力重視のロータイプテレビボード+間接照明
シンプルな空間では、機能性を重視したロータイプのテレビボードが活躍します。収納力を確保しつつ、間接照明で陰影をつけることで、単調になりすぎない印象になります。
【和室インテリア】:ロースタイルのテレビ台と天然素材の組み合わせ
和室には、床に近いロースタイルのテレビ台がよく馴染みます。無垢材やラタンなどの天然素材を取り入れることで、畳の質感と調和した落ち着きある空間をつくれます。
サブスクライフで家具を購入するメリット
テレビボードはサイズ感や素材感が空間の印象に直結するため、慎重に選びたい家具のひとつです。サブスクライフでは、初期費用を抑えながら、実質無金利の分割払いで家具を購入できるため、予算計画が立てやすくなります。
また、幅広いブランド・テイストの家具を取り扱っているため、テレビ周りのインテリアをトータルで揃えやすいのも特徴です。「予算と理想のバランスを取りながら選びたい」方にとって、現実的な選択肢といえます。
まとめ:テレビ周りの印象は「収納+デザイン」で決まる
テレビ周りをおしゃれに整えるためには、テレビボードのサイズ・収納力・デザインを総合的に考えることが欠かせません。そこにグリーンや照明、壁面演出を加えることで、空間の完成度は一段と高まります。
収納とデザインのバランスを意識しながら、自分の暮らしに合ったテレビ周りを整えていきましょう。
