ソファダイニングとは、ソファに座ってダイニングテーブルを使うスタイルのことで、限られたスペースを有効に活用できる点が大きなメリットです。
今回は、ソファダイニング導入のメリットや、最適なソファ選びのポイント、そしてダイニングテーブルとの組み合わせ方など、ソファダイニングを検討する際に考慮すべき要素を紹介します。
ソファダイニングの種類と特徴を紹介

ソファダイニングには、どのような種類や特徴があるのか疑問に思う人もいるでしょう
I型、対面型、L型など
まずはソファの配置方法について説明します。大きくは3パターンあり、ソファを机に沿っておくI型、2つのソファを対面に置き、机の両サイドに配置される対面型、コーナーに沿って配置されるL型になります。
各配置方法のメリット・デメリットとは?
I型
ソファをテーブルに沿って一直線に配置する方法です。 配置がシンプルで部屋全体を見渡せるため開放感がありますが、ソファの向きによっては会話がしにくく、大人数で座るには大きなサイズのソファを選ぶ必要があります。
対面型
ソファを机越しに対面に配置するレイアウトです。ソファに腰掛けながら対面で会話できるのでコミュニケーションが取りやすく、家族団らんの時間が豊かになるでしょう。I型ソファを2つ配置する広いスペースが必要なレイアウトなので、狭い部屋には不向きです。
L型
ソファを部屋のコーナーに沿って配置する方法です。 デッドスペースを有効活用でき、大人数でも座りやすいですが、ソファが大きくなるため圧迫感を感じやすく、レイアウトの自由度が低いといったマイナス点があります。
部屋の広さや人数に合わせた選び方
ソファダイニングは、部屋の広さや使用する人数に合わせて選ぶことが重要です。実際に配置できるスペースの寸法を確認し、自身の生活スタイルを想定して、何人でどのように使うかをイメージしながら選んでいきましょう。
6畳の部屋
幅120~140cm程度の2人掛けソファがおすすめです。 圧迫感を与えないようにコンパクトなサイズを選び、アームレスソファや脚付きソファであれば印象も軽やかです。
8畳の部屋
幅160~180cm程度の3人掛けソファが置けます。 ソファダイニングセットを選ぶ場合は、テーブルのサイズも考慮し、テーブルとソファの間に人が通れるスペースを確保しましょう。
10畳以上の部屋
幅200cm以上の4人掛け以上のソファやカウチソファ、コーナーソファも置くことができます。カウチやコーナーの場合は部屋の角に合わせてサイズを選び、広いスペースを活かしてゆったりとくつろげるレイアウトにしましょう。
ソファダイニングの理想的な選び方とは

サイズ選びの注意点
ソファダイニング選びで最も重要なのは、部屋のサイズにあったアイテムを選ぶことです。
部屋のサイズに対して大きすぎると圧迫感がでたり、部屋が実際よりも狭く感じてしまいます。食事や作業など、くつろぐ以外の用途にも使われるため高さ関係も重要です。
テーブルとの高さの合わせ方
ソファダイニングを選ぶ際、テーブルとソファの高さのバランスは、快適に過ごすための重要なポイントです。ソファの座面の高さを基準として、テーブルの高さを決めていきましょう。
一般的なソファの座面高は35cmから45cm程度です。テーブルの高さは、ソファの座面高より25cmから30cmほど高いものがおすすめです。 この差を目安にすることで、食事や勉強、作業などを自然な姿勢で行うことができ、ソファでくつろぐ際にも快適に過ごせます。
テーブルは、 大きすぎると圧迫感があり、小さすぎると使い勝手が悪くなってしまいますので、ソファのサイズ感に合わせて選びましょう。色も部屋を広く見せるのに重要な要素で、 白やベージュなど明るい色を選ぶと、自然光を反射して部屋が広く見える効果があるので参考にしてみて下さい。
座り心地と機能性、座り心地のチェック
座り心地については、ソファの座面の硬さを確認することが最も重要です。座面の硬さは、食事の際には沈み込みすぎると姿勢を保ちにくいため、ある程度硬さがあった方が姿勢が安定します。
ただ、硬すぎるとくつろぎにくいため、柔らかすぎず硬すぎない適度な硬さを実際に触ったり、座ったりして確かめましょう。
座面の奥行きも大切です。 深すぎると食事の際にテーブルに近づきにくく、姿勢が悪くなってしまう可能性があり、浅すぎるとくつろぐ際にゆったりと座れません。 目安としては、50~60cm程度の奥行きが適切です。
素材選びの際に意識したいポイントは?
座り心地の他にも、ソファを長く使いたいなら、素材もソファ選びに忘れてはいけない重要な要素です。ダイニングソファは、ソファで食事を取ることも多く、通常のソファよりも汚れやすいです。素材ごとの特徴を把握した上で掃除しやすい素材を選びましょう。
素材と色使いの組み合わせ
部屋の雰囲気やテーマカラーとの組み合わせを考慮しましょう。
布製ソファの張地は明るい色であれば軽やかで明るい印象に、暗い色であれば落ち着いた印象を与えます。 革製のソファの張地は、明るい色をであれば清潔感があり上品な印象に、暗い色であれば重厚感があり高級な印象を与えます。
基本色として、ベージュ、グレー、ブラウンなど、どんなインテリアにも合わせやすいナチュラルな色がおすすめです。もしソファを主役にするなら濃いめの色を、ソファを背景にしたいなら薄めの色を選びましょう。
照明計画やアクセントも空間づくりに活用する
リビングの照明計画は、主照明だけに頼らず、間接照明やスポット照明を組み合わせることで、空間をより豊かに演出できます。間接照明を使えば、壁や天井に柔らかな光を反射させて奥行きと広がりを演出し、スポット照明を使えば、絵画や観葉植物など、特定の場所に光を当ててアクセントをつけることができます。
複数の照明を組み合わせ、光と影を巧みに操ることで、リビングに立体感が出て表情豊かな空間に生まれ変わるでしょう。例えば、フロアライトで壁を照らして落ち着いた雰囲気にしたり、ペンダントライトでダイニングテーブルを明るく照らしたりするのも良いでしょう
北欧スタイルに合うソファのイメージ
北欧スタイルは、自然素材を活かした温かみのあるナチュラルな色合いが特徴です。白やベージュ、グレーなど明る目の色が基調となりますが、北欧の美しい湖や空を連想させるライトブルーなどをアクセントにして、爽やかな空間にするパターンもあります。

TAKANO MOKKOU LEO 3Pソファ ホワイトオーク

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商品寸法:幅 1950 × 奥行 850 × 高さ 820 × 座面高 420 mm
インダストリアルスタイルに合うソファのイメージ
インダストリアルインテリアとは、アメリカの倉庫のイメージをもとにした、無骨で無機質な印象のデザインです。コンクリート剥き出し空間に、ブラックやグレー、シルバーなどの家具を合わせるような色使いが多いです。シックなレザー家具や、ヴィンテージ家具との組み合わせがおすすめです。\

LIBERTA 160片肘+185カウチ(右)

カラー展開:4色
商品寸法:幅 2520 × 奥行 1850 × 高さ 650 × 座面高 400 mm
ブルックリンスタイルに合うソファイメージ
ブルックリンスタイルは、インダストリアルスタイルから派生したもので、二ューヨーク州ブルックリン地区の倉庫や工場をリノベーションした住居から生まれたスタイルです。無機質空間の中に、レンガや古材、ヴィンテージ家具などを使った温かみと落ち着きのある要素を入れており、古いものと新しいものがミックスして調和しているのが特徴です。

PAXTON LD BENCH umber

カラー展開:1色
サイズ:幅 1280 × 奥行 520 × 高さ 720 × 座面高 420 mm
コンパクトなソファダイニングの例
ソファダイニングの1番のメリットは省スペース・コンパクトさと言えます。120cmの机幅で、L型にソファを配置し、対面にチェアを組み合わせるなどコンパクトかつ多彩な組み合わせが可能です。

ADRS Tron living dining table
商品寸法:幅 1200 × 奥行 800 × 高さ 690 mm
ADRS Tron living dining sofa 2seater

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商品寸法:幅 1200 × 奥行 710 × 高さ 780 × 座面高 420 mm
おしゃれなデザインのソファダイニングの例
北欧デザインのような柔らかいイメージの、自然素材を使った組み合わせ例の紹介です。テーブルの天板はオーク材を使用しており、ヘリンボーン柄でソファのフレームの色味ともマッチしており、机とソファの脚も同色で合わせて統一感を出しています。

Dining Table NODE II HERRINGBONE LEG_06 (150)

カラー展開:1色
商品寸法:幅 1500 × 奥行 800 × 高さ 650 mm
Sofa SUK ARMLESS

カラー展開:1色
商品寸法:幅 1500 × 奥行 650 × 高さ 750 mm
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