ソファを選ぶ際に、ローソファにしようか迷っている方もいるでしょう。そんな方に向けて、メリットとデメリットを織り交ぜながら、ローソファの特徴をご紹介します。ぜひ後悔しない商品選びにお役立てください。
ローソファとは?
まずローソファとは、座面が低くなっているソファを指します。背もたれの高さや肘置きの有無は商品によって異なります。床と座面が近く、足を伸ばしても楽な姿勢でリラックスして過ごすことができるので、床に座って過ごすことが多い方にはぴったりです。
座面が低いソファ
座面が低いソファ全般をローソファと呼びます。
しかしながら、座面の高さが何センチ以上・以下といった細かい設定や決まりはありません。
ローソファで後悔すると言われる理由
ローソファをWEB上で検索する際に、『後悔する』といった内容を目にしたことがある方も多くいるかと思います。何を後悔したのか、理由を把握して後悔のない選択をしましょう。こちらでは後悔した方の代表例をご紹介します。
立ち座りがしづらく、腰や膝に負担がかかる
座面が低い位置にあることで、立ち座りの動作をスムーズにしにくく、足腰に負担がかかりやすいと言われています。
足などを怪我している際には使用しにくいなどのデメリットがあり、高齢者など足腰が弱い方が家庭にいる場合は注意して選びましょう。
ソファ下掃除がしにくい

ローソファは座面が低いために、脚がなく床に直置きになるケースが多いです。そのため、床とソファの間にスペースがなく、ソファの下の掃除がしにくいと言われています。
お掃除ロボットなどを活用している場合、ソファの下に潜り込んで清掃できないため
定期的にソファを動かして掃除機をかける必要があり、床面に近いためにソファ下部の縁の部分に埃がつきやすく、定期的に拭き取るなどメンテナンスに一手間かかることがデメリットといえるでしょう。掃除の手間を省きたい方には脚付タイプがおすすめです。
肩や首が疲れやすい
ローソファは高さがないために背もたれが低い、あるいはないケースもあります。背もたれの高いソファに比べると頭を支えにくいため、長時間座っていると首や肩に負担がかかりやすいです。そのため、肩こりや首が痛い人などは、背もたれが高いハイバックタイプや背もたれの高さを調整できる商品がおすすめです。
他の家具と合わない
テレビやテーブル、棚など他の家具が高めの場合に、ソファだけが低すぎて空間としてマッチしないケースもあるようです。リビングの家具と高さが不釣り合いにならないよう、他の家具との高さのバランスを事前に確認することをおすすめします。
床が散らかりやすい
座面が低いことでソファ周りにいろんなものを一時的に置き、作業しやすくできるメリットでもありますが、一方で床が散らかりやすくなる原因にもなります。
テーブル生活時は床に物がなかったのに、ローソファになってから立ち上がるのも面倒で床に置く物が増え、散らかりやすくなったという声も多いようです。
埃が溜まりやすい
ローソファには脚がなく、床に直接置くフロアソファのタイプもあるため、ソファの生地によっては湿気が溜まって下部の縁や側面に埃が付きやすくなることもあります。
脚付きタイプでも脚が短いものは、掃除器具が掃除しにくいこともデメリットです。
お掃除ロボットなどを使う場合は、脚付タイプで脚の高さが10cm以上あるものがおすすめです。
ローソファの魅力

デメリットをいくつか挙げましたが、多くの人に愛されるローソファにはもちろん魅力も多くあります。この章ではローソファの魅力やメリットをご紹介していきます。
姿勢や安全面のメリット
ローソファの魅力の1つにくつろぐ際の姿勢や安全性が挙げられます。
その内容をご紹介します。
好きな姿勢でくつろぎやすい
ローソファは高さがない分、落ちる不安などがないためソファ上で横になった時にも安心感があります。床面に近いので足を伸ばしやすく、楽な姿勢でくつろぐことができます。
子供やペットでも安心の高さ
お子さんやペットがいる家庭の場合、ソファから落ちる心配もあると思います。ローソファであれば、仮にソファから落ちてしまっても高さがない分、怪我のリスクが少ないことがメリットです。
床座暮らしにマッチし、こたつとの相性も抜群!

床に腰をおろして座る床座暮らしをされる方には、高さがなく床からのローソファへの移動が楽です。
冬であればこたつとの相性もよく、寒い時はこたつで温まり、温まった後はローソファでくつろぐこともできます。
インテリアにも合わせやすい
床座暮らしに合わせた低めの家具配置ラインにローソファはとても相性が良く、その他にも圧迫感が少ないため部屋が開放的に見え、レイアウトがしやすい特徴があります。
部屋が広く開放的に
ローソファは高さがない分、通常のソファに比べて圧迫感が出にくく、同じソファのスペースであっても、お部屋を開放的に広く見せることが可能です。
仕切りレイアウトにしても空間が分断されない
リビングとダイニングが繋がっている場合、高いソファが間に配置されると視線的に分断されてしまいますが、ローソファであれば視線を遮らず、繋がりのある空間を作ることができます。ダイニングからTVが見やすく、家族で食事の時間がずれてしまう場合でも、リビングとダイニングがシームレスになることで、コミュニケーションが取りやすい空間作りを可能にしてくれます。
和室、畳、こたつにもマッチ
過去日本人は畳の上などで床座で過ごすことが多いライフスタイルが一般的でした。
こたつもそのライフスタイルにマッチしたアイテムとなっており、床面が近いローソファーも、見た目や使い勝手が床座ライフにマッチすること間違いなしです。
ローソファの種類

実はローソファの中にも複数バリエーションがあります。
ここではそのローソファの種類をご紹介していきます。
肘掛けあり
ローソファには、肘掛けの有るものと無いものがあります。アームありのものは、長時間座っている際にも体重をアームに預けることができるので、ラクな姿勢でくつろぐことができます。肘掛けの高さも商品によって異なるので、注意しながらお好みに合わせて選びましょう。
肘掛けなし
肘掛けなしの場合は、両サイドからのアプローチがしやすいことが利点です。
見た目がすっきりとしており、肘掛けがない分、拭き掃除の負担も少ないです。
折りたたみタイプ
折りたたみタイプは、使わない時はコンパクトに折りたたんでしまっておくことができます。大きいサイズにはあまりなく、主に1人用のコンパクトなタイプが一般的です。
ハイバックタイプ
背もたれが高いハイバックタイプは、背中や首を支えてくれるため長時間座っていても
疲れにくく、よりリラックスしてくつろげることがメリットです。
コーナータイプ
コーナータイプは部屋の隅にソファーを合わせて配置できるタイプで、L字型になっているのが特徴です。コーナーのデッドスペースを埋めることができ、大勢座ることができるのがメリットですが、かなりのスペースが必要です。
スペースや寸法は事前に確認してお部屋にあったサイズを選びましょう。
ローソファを選ぶポイント

こちらでは実際に商品を選ぶ際、後悔しないためのポイントをいくつかご紹介していきます。
世帯や使用人数に合わせる
1人〜3人掛けのものが一般的になり、家庭の使用人数に合わせて選んでいきましょう。
下記サイズ表になります。
1人掛け | 幅 60〜90cm |
2人掛け | 幅 110〜160cm |
2.5人掛け | 幅 170〜190cm |
3人掛け | 幅 200〜220cm |
間取りに応じたサイズに合わせる
人数やサイズだけでは選びにくいかもしれません。
こちらでは間取りに応じたサイズの目安をご紹介していきます。
下記が参考サイズ表です。
2人掛け | 8畳以上のワンルーム8〜12畳程度のLDK |
2.5人掛け | 10畳以上のワンルーム9〜16畳程度のLDK |
3人掛け | 10畳以上のワンルーム12〜18畳程度のLDK |
拡張性・可変性のあるものを選ぶ
サイズや形は、結婚や出産などのライフステージの変化で使い方も変わってくると思います。拡張性・可変性があるタイプを選んでおけば、その時の使い勝手に合わせて使うことができます。
可変性のあるタイプには下記のようなものが挙げられます。
・肘掛けの付け替え可能なタイプ
・同じカラー・素材のカウチベンチの追加
・同じカラー・素材のオットマンの追加
・クッションなどもうまく活用する
お部屋のインテリアに合わせる
部屋にマッチしたものを軸に選定してみることもおすすめです。部屋の壁紙や他の家具のカラーや柄、素材感などソファが浮きすぎない、違和感のないタイプのものを選びましょう。
まとめ・ローソファはこんな人におすすめ
ローソファのメリット・デメリットをご紹介してきました。
最後にこういった方にはローソファがおすすめという内容をまとめていきます。
狭い空間を広く見せたい
ローソファで高さがない分、圧迫感を軽減させ、視線を遮らない開放的な空間が作れる。
子供やペットと暮らしている
ソファの上で元気に遊びたい年頃のお子さんや、ペットと一緒に過ごす方でも心配なく使える。
冬はこたつを使っている
こたつを置いても空間的な違和感なく、リラックス空間を作れる。
和室にソファを置きたい
座面暮らしでもソファでくつろぎの空間が作れる
おすすめローソファ5選!
最後にローソファのおすすめ商品をご紹介していきます。理想のローソファ選びの参考にしてみてください。
ligne roset ROSETTOGO 1P

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こちらは一人暮らしや1人用ソファをお探しの方におすすめです。
カラーバリエーションも複数あり、個性のある美しいデザインに合わせて、インテリアを楽しみながらリラックス空間を作ることができるアイテムです。
・サイズ:幅 870 × 奥行 1020 × 高さ 700 × 座面高 380 mm
・仕様:張地:表地(塩化ビニール100%)/裏地(ポリエステル100%)
”1973年発売で、リーン・ロゼのアイコンともいえるベストセラーソファシリーズです。
今もなおモダンなイメージを持つ奇跡のソファで、世界中にファンがいます。
快適なシーティングとキルト式カバーによって最上級の座り心地を実現した、美しいコレクションです。4種類の比重の異なるウレタンを組み合わせて作られている為、軽量で移動も簡単にできます。”
BRICK 2.5P SOFA ONE ARM Right Type 木肘 Right(ウォールナット) 木脚(ウォールナット)

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・サイズ:幅 1600 × 奥行 900 × 高さ 620 × 座面高 340 mm
・仕様:張地:積層ウレタン張り包み仕様
”低い座面で、重厚感がありつつも圧迫感を感じさせないソファ。
肘を枕代わりに寝転んだり、広い座面であぐらをかいたり、厚みのある背に肘をかけたり。
使う人の身体の大きさや姿勢など、さまざまなシーンにフィットする構造です。”
RODEA floor sofa oak 1P W600 × D740 × H510 (クッション1)

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冬場はこたつを使いたい方や床座の生活スタイルの方におすすめの商品です。
背もたれのクッションも姿勢を支えてくれるため、肩や首が疲れにくく、リラックスできるアイテムです。
・サイズ:幅 600 × 奥行 740 × 高さ 510 × 座面高 130 mm
・仕様:張地:ポリエステル100%
”ソファとコタツの両立を求めて、座りながらコタツに入れるフロアソファ。
座面の傾斜をなくしフラットにすることで、よりコタツと合わせやすくなり、立ち座りのしにくさも軽減しました。
アームのないデザインにしたことで、1人掛けでも色々な体勢でくつろげて、2つ以上並べるとソファのようにも使うことができます。”
DANISH ARM SOFA デニッシュ アーム ソファ 3シーター 216

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・サイズ:幅 2160 × 奥行 925 × 高さ 670 × 座面高 300~300 mm
・仕様:無垢材(ウォールナット)/オイル仕上
”『Low & Comfortable』をコンセプトとした、低い座面にゆったりとくつろげるソファ。
無垢材の独特な風合いがリビングをシックに引き立てます。
奥行きのある座クッションには適度な硬さがある一方で、背面のクッションはやわらかく、身体が包み込まれるような座り心地。”
SIEVE Form low sofa 2seater

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こちらもシンプルなデザインでインテリアに合わせやすいローソファです。
ハイバックタイプで背もたれが高いので、ゆったりと体を預けて読書などを楽しめます。
・サイズ:幅 1300 × 奥行 860 × 高さ 680 × 座面高 210 mm
・仕様:張地:ファブリック(ポリエステル100%)
”角材を組み合わせた脚フレームに、背と座一体型の本体フレームを配置した座椅子のようなローソファです。”
おしゃれなローソファーはサブスクライフで探してみよう!

「サブスクライフ」は、様々な種類やデザインの商品を取り揃えていますので、本記事を参考にライフスタイルにマッチしたローソファを是非見つけてみてください。
サブスクライフのご利用をお楽しみください。