江戸時代から伝わる和紙を張り合わせた敷物「油団(ゆとん)」から着想を得た、「和紙」を素材に活用したじゅうたんです。
和紙の撚り糸である「紙糸」に、生成りの羊毛とシルクを掛け合わせ、4層の長短によって構成された毛足が、豊かな触覚を生活の足元にもたらします。
■製品の製法
手織緞通の量産化を図った製法です。
原寸大の製作図面を基布に転写し、フックガンという専用の工具で羊毛を打ち込み、刺繍のようにじゅうたんを織っていきます。
職人が工具と一体になり、図面に対して正確な動作を行うと共に、常に一定の力で高密度に羊毛を打ち込んでいくには、修練による高い技術を要します。
■素材について
主原料となる羊毛は、上質なニュージーランド産羊毛とイギリス産羊毛です。
選び抜いた複数種を、剛直性、弾力、柔軟性、肌触り等の観点から、各製品に最適な割合でブレンドします。
その後、自社の染色工房で堅牢に染め上げ、スチーム処理で撚りを調整したオリジナルの糸が完成。
糸専門の職人が各製品用に仕上げます。