Room No:38
ヌル庵:騒即是寂∽寂即是騒
落合 陽一
《ヌル庵》は,茶室を最小の記号宇宙/知覚変換器として再定義し,レンズ,変形ミラー,音響を通して都市の騒景を静けさへ反転する装置である.床の間はヌルとなり,光と音の演算は手触りの遅延として身体に戻る.騒即是寂∽寂即是騒という図と地の往還のなかで,見るものと見られるもののあいだに新しい自然を立ち上げ,計算機自然の侘びと質量への憧憬を一碗の温度へと結び直す.
協力:Gallery & Restaurant 舞台裏、SUNAKI Inc、ジセカイ株式会社、日本科学未来館、樂吉左衞門(十六代)
落合 陽一
メディアアーティスト。
1987年生まれ、2010年ごろより作家活動を始める。境界領域における物化や変換、質量への憧をモチーフに作品を展開。筑波大学准教授。東京大学准教授、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサー。主な個展として「日下部民藝館特別展」(岐阜,2021-2025)など国内外で多数。
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